「出産方面」: 水をとりにいく。

2009年11月2日月曜日

水をとりにいく。


野菜をあげたり鍋を共につついたりしている近所のともだちんちには、美味しい水があって、われわれの家からチャリで5分くらいのところにある神社から汲んできているのだと教えてもらった。
さっそく行こうと思っていたのに、でかいペットボトルというものが家になく、でかい空きペットボトルをとっておき、このたび水を汲みに行った。


われわれの家ではあまり生水を飲む事がなく、水を買うこともあんまりないし、なんかろ過する容器みたいなのもなく、たいがい自家製のどくだみ茶を飲んでいるのだけれども、友達が遊びに来てみんなで焼酎を飲んでるとき、割り水、と言われ、ああそうかそりゃ美味しい水で割りたいわ、と思ったものだった。


こんな近くの、しかも商店街からすぐのところから水を取ってこられるとは、それを知らなかったとは!
わりと有名なのか、訪れたときおっさんが先に汲んでいて、待って、われわれも。そしたら汲んでる間におばちゃんが来て、待たせてしまった。順番を変わってからおばちゃんに話しかけてみると、「ここと、もういっこ、あるんだけどね」と教えてくれたその場所が、家から歩いて一分くらいのとこにあるという耳寄り情報。帰りに確認してみると、そちらには「地下水出ました」と書いてあり、この神社のような竹からちょろちょろではなく、蛇口のある水道が設置してあった。水の落ちる場所にはくぼんだ岩があって、金魚が泳いでいた。「どうせ自分が水汲み係りにされるんやろう」という図星の嫌味を相棒に言われつつ、今度はこちらでも水を取ってみようね、と。



帰ってからごくごく飲んだ。神社の水は冷えていてとても美味しかった。教えてくれた友人、それとあらたに教えてくれたおばちゃん、ありがとう。

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