「出産方面」: 残ったもの

2009年10月26日月曜日

残ったもの

相棒が旅費をプレゼントしてくれた。
なんか元気がないらしいので、私がだよ、元気づけるために出来ることをと。出来る事をいつも探す人。私らはいつも探しあい物々交換をし、分け合いっこをするのだ。ありがとう!
そんなわけで愛媛県の新居浜から山に入ったところにある、別子銅山という場所に行ってきた。
まだ暖かい日もあるので、観光地と言えば和歌山の白浜あたりにしようかと迷ったけれども、なんかこう、古いような寂しげなような、それでいて大地のパワーが感じられる場所と思って。
採鉱全盛期にはばりばり栄えていて、抗休までは一つの町として同じ産業を担う人々の共同体だった場所。




標高750だか800だかの山奥。




古くて大きな木 枯れかけてるのに別の枝がはえてきてた。


ななかまど ああ七竈 ななかまど

小学校も病院も社宅も娯楽場もなんでもあったらしいっす。資料館のような場所にかつての子供達、いかにもかつてな感じのノースリーブに半ズボン、歯がこれから生えてくるよという抜けた笑顔のモノクロ写真が印象に残った。明治20年頃から昭和43年まで銅山は機能していたそう。いつごろの写真で、今あの子供達は何歳で、どこで何をしているのかはわからないけれど。

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