「出産方面」: みさかいもなく立っているっちゃ!

2010年5月9日日曜日

みさかいもなく立っているっちゃ!

EXPO'70 パビリオン
に行って来ました。ずっと行こうと思ってて、GWで終わっちゃうと思って慌てたらまだまだやってるみたいですね!



独立行政法人なので、助成金、つまり税金がどういうことになっているのかは考えなきゃいけませんが、入場料200円で期待以上の展示内容でした。公園自体も沢山の人がフリマやお子さん連れのピクニックなど楽しんでいて、有効に活用されてる様子です。公園の入場料は250円。管理団体の行政法人が今後どうなるのか、独立採算ベースはどうなっているのかなぁ。一般に還元されないものに投入するくらいなら、ここはみんな楽しんでいるし、広くていい場所だから開放し続けて欲しいです。有効な税金の使い方ってもう、他人事じゃないですよね。
一方では文化事業費削減など、美術館・博物館・文化施設は相当厳しい状況に置かれてますが、そのぶん企画力や展示工夫、キュレーターイズムが発揮できるという意味では良いかもしれません。権威にたよってきた美術館が、パフォーマンスではなく内外から変革を求められて、タブローのすでに評価されてるものにおんぶにだっこ、ではなく、「価値を発見する」っていうありかたに変わっていたら、「巨匠の絵画展」という退屈さをぶちこわしていけるんではないでしょうか。

なぞ偉そうな事いってますが、十年以上にわたる古着マニアの私にとって、パビリオンのおねえさんの衣装はいちいち涎ものでした。ニューエイジ、ていうかそもそもマネキン自体がツィギー体型・・・・・・ドキッ。キャッツアイかルパン三世になって、まるごとかっさらいたいと思いました。保存状態良すぎっちゅうの。
他にも当時のポスターや、模型など盛りだくさんでナイスでしたよ。おすすめです!

久々の万博記念公園。カマンベールとルッコラと生ハムのサンドイッチなどつくり、天気の良い昼間、「ボトルから直接飲む」白ワイン。最高です。安いシャルドネ? まったく満足。ノーボディノープロブレムです。



そんな私を見下ろす太陽の塔。
怖すぎ。

パワースポットとか最近よく特集されてますけれども、私、この太陽の塔周辺、万博記念公園全体、いや、こいつが目に入るエリアすべてが、なんらかのパワースポットだと思ってます。ぜんぜんスピリチャルではなく、もっとモノリス的な威圧異物感ですかね。岡本太郎は縄文好きでもシンパシーを感じるし、色彩感覚や立体のゆがめ方など色々面白いですが、このでかい太陽の塔というのは、もうパブリックアートの範囲を超えて、呪いのようなものを感じます。

何度か万博記念公園には足を運んできましたが、そのたび、結界の中に足を踏み入れるような身震いする感覚を味わいます。なんなんだろう。なんか変でしょ、これ。でもずーっと40年も立ってるの。それ受け入れてるわれわれもなんか変ではないか。本当は取り除くべき異物なのかも知れないのに、もうそんなこと思えないくらい洗脳されてるのかも知れん。何に?それがわからんのだよ! という圧倒的存在感。

内部には三葉虫とか色々またあるらしく、今度内覧出来る際は絶対逃さないぞ。
でも私昔から、太古の深海生物に襲われる夢を良く見ているので、ちょっと怖いけど。

☆いろいろ楽しい事もしつつ気が付けば五月もずいぶん足突っ込んじゃったなぁ。
毎年暖かくなると冬の乾燥でヤラレタ肌の徹底手入れ月間を導入するのですが、今年は四月も寒かったので、連休あたりから取り組んでます。ボディ用の化粧水は沢山使うんでコストパフォーマンスを気にしちゃいますが、300mlで700円くらいの、尿素とグリセリン配合のものをテスト使用してみたら良い感じなので、たっぷり使ってます。小さな湿疹あととか消えてきたし、何よりさわり心地がいい。自分で肌をさすりまくる、自家中毒者のようなことになってます。不気味です。
しっかり手入れして、仕事も挑む姿勢じゃないと楽しくないもんね!って、すごい前向きに言ってみたりする。

3 件のコメント:

  1. 万博世代の僕には太陽の塔、たまらんものがあります。

    内部公開、またやらないですかね?見たいなあ・・・

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  2. >カマンベールとルッコラと生ハムのサンドイッチなどつくり、天気の良い昼間、「ボトルから直接飲む」白ワイン。最高です。

    最高ですよね。嬉しそうな顔の青井さんが目に浮かびます。

    そんな良い一日がこれからも沢山ありますように。

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  3. いつもありがとうございます。

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